第32回(2006年)感覚代行シンポジウムは、平成18年12月4日〜5日に、産総研臨海副都心センター別館バイオ・IT融合研究棟11階会議室で開催されました。参加者は約90名でした。今回も感覚代行研究会と独立行政法人産業技術総合研究所の共同開催でした。また今回は、恒例のヒューマンインタフェース学会研究会併催に加え、新たに電子情報通信学会福祉情報工学研究会(WIT)と産総研ジェロンテクノロジー研究フォーラムも12月6〜8日に併催されました。
講演は、一般講演23演題、特別講演2演題の合計25演題がありました(詳しくは第32回講演記録を御覧下さい)。内容的には、視聴覚情報を触覚情報に変換して提示する方式に関する講演が多く、歩行支援、盲ろう、認知障害者に関する講演もありました。師走の多忙な時期にも関わらず、大勢の聴講者が集まり、各講演に関して活発な議論が交わされました。
最後に、会場をお世話下さった産総研臨海副都心センターの皆様、講演論文集CD-ROM版作成に御支援を頂きました産総研人間福祉医工学研究部門の皆様、および第32回感覚代行シンポジウムの開催に御協力下さった皆様に、感覚代行研究会からあらためて感謝の意を表します。
※次回の第33回感覚代行シンポジウムについては、第33回(2007年)予告を御覧下さい。
第32回(2006年)感覚代行シンポジウム会場
和氣典二 感覚代行研究会会長の挨拶
横浜国大 岡嶋克典 先生の特別講演
慈恵医大 浅川晋宏 先生の特別講演